『われらをめぐる海』115

『われらをめぐる海 』(早川書房)

「面白いことには、海の動物たちの色はかれらの棲んでいる場所と関係があるようだ。サバやニシンのような表層魚葉、しばしば青か緑色を呈している。カツオノエボシのフロート(浮子)や遊泳製麻危害の淡青色に色づいた翼もまた同じである。珪藻の牧場やホンダワラの漂う海面から下方に降りると、水はますます深味を帯びた鮮やかな青になる。生物たちの多くは、水晶のように透明である。そしてかれらのガラスのように透きとおった妖精のような姿は、周りの水に溶けこんで、常に存在し、常に飢えている敵から、逃げやすいようにしているのだ。透明な矢虫の群れ、クシクラゲの仲間、そして多くの魚類の幼生たちが、このような例である。

 深さ1000フィートのところ、それから太陽の光線がつきる境のあたりにかけては、銀色の魚がふつうである。また、赤や淡褐色、あるいは黒も多い。翼足類は、暗紫色である。また、このあたりに棲む矢虫は、上層にいる親戚が無色であるのにたいし、深赤色をしている。同じように上層では透明のクラゲも、深さ1000フィートのところでは、暗い褐色をしている。

 1500フィート以上の深さになると、魚族はことごとく、黒、暗紫色、あるいは褐色である。けれどもクルマエビは、赤や真紅、そして紫色といった素晴らしい色を持っている。いったいどういうものか、だれも説明できない。」
(前掲P765行目〜P76 18行目)

棲むところと色の関係。これは面白いかも知れない。
海の動物だけではなく、山の動物もそう。

忍者のように色を変え身を守る動物もいる。魚類も同じなのかも知れない。

久しぶりの火星人MarsPの登場である。
皆様、どうぞよろしく。。。。

ああ、憧れのkahaku・・・

MarsPは博物館が大好きだ!!
って何度も書いているかも知れない。。。。
実はMarsPが愛してやまない博物館が、東京上野にある国立科学博物館である。
東京に行ったら、必ず訪れるkahaku・・・

それこそ、MarsPにとってのメッカかも知れない。

科博・・・
もうこの言葉だけでうっとりである。

先日久しぶりに1日、それこそ開館時間から閉館時間までいた。。。
全然時間が足りません。。。。科博を満喫するには5日ぐらいほしかったかな・・・・

地球館のB1。ここに一日中いたい・・・
大好きなT-Rexがど〜〜んといるのだ。
今ならアロサウルスもいる。MarsPとしてはタルボザウルスの方が好きだが。。。

地球館の1Fには、愛・地球博で展示されていた360度のシアターがある。
今ならトリケラトプスだ!!
是非是非訪ねて欲しい。

そして、来年2月にたったの19日間だが、ナスカ展が戻ってくる。
そして、なんと!!来年はダーウィン展である。
お財布と日程と相談しながら、MarsPは絶対見るぞ〜〜〜と息巻いている。

ナスカの地上絵は何を隠そう、MarsPの友達達が絡んで描いている、これは機密(!?)だけどね・・・ふっふふ。
日本の政治家もなかなか良いことを言う。個人的意見だとは言っていたけど、絶対に宇宙人の存在を信じる根拠はナスカの地上絵だと。よし、これについては君を支持しよう!!

でも次の日の新聞に書いてあったけど、これは別に地球人でも描けると・・・
そりゃそうだよ。描けるさ。。。がっかりだよ。。。

よ〜っく考えよう。時代背景を。これを描こうとした動機を考慮して欲しい。
何故、なんの科学技術も持たない人たちがここまで大きなモノを描かなくてはいけなかったか?描く必要に迫られたか?空から見た風景を想像できたか?
ペルーは不思議な国だ。

MarsPにとってもっとも不思議なのは、よく今まで無傷で地上絵が残っていたなってことだ。素晴らしい。マチュピチュも・・・きっとここに造れば何千年も残るってわかっていたんだろうな。

地球上にはまだまだまだ不思議がいっぱいだ。



ご無沙汰しています

レイチェルカーソン展が終わってからはや3か月。
仕事は仕事にくっついてくるというが、本当でした。

さて、お知らせ。
なんと!3月ほぼ1月間、北海道環境サポートセンターで、レイチェルカーソンのパネル展を行うことになりました。詳細は、決まり次第ご報告します。

北海道の皆さん!
春休み中です。北大の夏の展示を見逃した方もまた、もう一度ご覧になりたい方も是非是非足をお運び下さい。
北大博物館と違って、規模は縮小しますが、パネルはばっちり展示する予定です。

上遠恵子さんがやってきた

8月5日、上遠恵子さんが来道され、北大総合博物館で講演された。
穏やかな素敵な声で飾らないそのままの自然体の上遠さんに出会えたと思っている。
朗読の声は優しく慈悲に満ちあふれ、ああ、もっと聞いていたいと思ったのは私だけではあるまい。

たくさんの感じ入った話があったので、ピックアップする。

■自然のリズムを感じるには、自然の中に行って、待っていなければいけない。待つことがとても大切なのだ。

■自然界にある自然のリズムは時計とは違う。
しかし、人間はせっかちで、結果が出ないとだめだという。
→レイチェルが鳥の渡りを見るために待っていたことの話から

■子供達が自然のリズムに身を任せようとすると、周りの人がだめだとか、しかったりする。

■子供達が関心を持ったことは、親も一緒に感じて欲しい。
子供は親が大好きである。だから、自分が発見したこと、気に入ったことは何でも親に見せたいし知らせたい。それをまあ嬉しいと喜ぶことで子供は全てハッピーになってしまう。
子供達と同じ時間を共有することが大事なのだ。

■知ることは感じることの半分も大事ではない。
自然に触れることがなぜ大事か。それは命の言葉で書いているからである。
→子育て論、教育論

■自然を征服するという表現は非常におこがましい。
自然というのは人間のためにあるのではない。自然というのはそこにただあるものなのだ。私達はそれを使わせていただいているという意識をみな何時も持つべきだ。
→自然を征服するという表現を嫌う。

■ハチドリのお話。
山火事を止めようと小さなハチドリがくちばしの中に水を含み消そうとする話。
「なんの役にもたたないじゃないか」という他の動物たちのこと媒体氏ハチドリは「私は水を運ぶ。自分で出来る範囲で運ぶ。それだけでも違うと思う」と行動する。
小さな事で良いから行動していけばいい。一人一人の行動が繋がって区のだ。

■地球には自分以外の動物がいるということをわかってほしい。
一生懸命生きるということは人の心を動かすものだ。

■自然の繰り返し、リフレインというものが何か私達に与えてくれる。

一言一言が詩のようであり、歌のようであり、とても素晴らしい講演だった。

そして最後にノーベル物理学賞を受賞した、朝永振一郎博士の言葉を教えてくれた。
 ※朝永振一郎(1906-1979)
  物理学者 量子電磁力学に対する「くりこみ理論」。1965年にノーベル物理学賞を受賞。

 「ふしぎだと思うこと、これが科学の芽です。
  よく観察してたしかめ、そして考えること、これが科学の茎です。
  そうして最後になぞがとける、これが科学の花です。」

MarsPは胸が震えてしまった。
まさにそのとおりだ。
なんて素敵な言葉だろう。なんて凄い言葉だろう。たったの3行で科学を論じてしまっている。
現代は花だけを求め、花だけを覚えさせる。
だから日本の科学は衰退しているのだろう。
でも、なぜ?どうして?という不思議だと思うことは子供は誰でも抱いているのだ。それをまるでばい菌のように「そんなことは良いから」「そんな余計なことは考えずに結果だけ覚えなさい」なんて大人がいるから、子供達の科学に対する芽も茎もへし折ってしまうのだろう。

穏やかな声でこれを語った上遠さん。素晴らしい人だ。
そして素晴らしいひとときだった。

夏休み!といえば北大博物館へ行こう!

北海道も遅ればせながら夏休みに入り、おそらく全国全ての小中学校、高校も?夏休みである。
ということで、夏休みには是非是非博物館に行こう!
お奨めはもちろん北大総合博物館である。

先週はカイコが繭を作る様子を観察できた。
カイコは段ボールで出来た手作りマンションに繭玉づくりをしていた。
MarsPも以前幼虫からカイコになるまで育てたことがある。それこそ夏休みの宿題で一人1匹渡された。
近くの養蚕家に見学にいき、桑の葉を取ってきてカイコに食べさせたことを思いだした。

さて、最近の移動展示には驚かされる。
なんと展示棚を段ボールで作っちゃうのだ。
標本の展示もそうだけど、これが一見の価値ある構造になっている。
段ボールとあなどるなかれ。
素晴らしいものである。

通常展示もあるが、これまた結構迫力があって、MarsPのお奨めは3Fのレイチェルカーソンを見てもらってから、同じく3Fの恐竜や鉱物が展示されているお部屋である。
巨大な恐竜のレプリカがある。

別の部屋にはストロマトライトも展示され、地球が生命をはぐくんだきっかけを作った偉大な歴史を感じることができる。

前にも書いたが建物そのものも素晴らしい。
古き良き建造物だと思う。
ここで昔の理学部大学生が学んでいたのかと思うと、ちょっと・・・かなり・・・とても・・・羨ましい・・・

MarsPは博物館で勤務している全ての人たちが、大学の先生であろうと、事務の人であろうと、警備の人であろうと、とっても羨ましいのだ。


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